【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループH】ポルトガル3-2ガーナ(日本時間11月25日/スタジアム 974)
クリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルがガーナとの乱戦を制して、勝ち点3をゲットした。
試合は静かな立ち上がりからスタート。お互いボールをじっくり回して相手の隙を探すような時間が続いた。ただ時間が経過するとともに少しずつボール保持率を高めていくと、最前線にいるロナウドにも徐々にボールが集まりだし、ガーナゴールを脅かすシーンが増加。あと少しボールコントロールができていればゴールという決定機も出ていた。特に31分にはフィジカルを活かして相手に競り勝ちボールをキープ、そのままゴールを決めたかと思われたが、惜しくもファウルを取られてノーゴール。スタジアムからは大ブーイングが起きていた。その後はポルトガルもロナウドに入れるのみという単調な攻撃になると、攻めてを欠いたガーナもシュートゼロ。ボール保持率は、ポルトガルが圧倒するものの、ペースとしてはガーナという見方も出ていた。
ところが後半は一転して点の取り合いに。65分、ロナウドが自らペナルティーエリア内でファウルを受けてPKを獲得すると豪快に蹴り込んで先制ゴール。自身としては史上初となる5大会連続ゴールの大記録を作った。ただガーナも反撃し73分に同点に追いつく。するとポルトガルも78分、80分と続けてゴールを奪い2点のリードに成功した。89分にはガーナにもゴールが生まれ、またも1点差に詰め寄ったが、イエローカードが飛び交う試合を最後はポルトガルが逃げ切り。勝ち点3をゲットした。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)