【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループG】ブラジル2-0セルビア(日本時間11月25日/ルサイル スタジアム)

 早くも今大会をNo.1ゴールが生まれた。右足でのトラップはおそらく狙ったものではなかったはず。そのミスを帳消しにするアイデアと決め切る力でゴールをこじ開けた。“セレソンを本気にさせた男”玉田圭司氏も大絶賛の一撃だった。

【映像】トラップからのハイアングルボレー!リシャルリソンのスーパーゴール

 注目の一発が生まれたのは試合終盤の73分。ブラジルは左サイドから攻撃を組み立てると、ネイマールのパスを受けたビニシウスがドリブルからタイミングをずらした右足アウトサイドのパスをゴール前に入れる。

 するとボックス中央で待ち構えていたリシャルリソンは、ゴールに背を向けた状態から左足でトラップするもうまく収めることができず、ボールは頭の上へと跳ねた。しかし次の瞬間、右足を高々と上げてバイシクルシュートを放つと、ボールはゴールの左隅を捉えた。

 このスーパーゴールについて解説の玉田圭司氏は「すごい!ファーストタッチはミスだと思うんですけど、そこからシュートを打つ。ミスから逆にスーパーゴールにもっていくという…離れ業ですね」と脱帽した。

 もちろん視聴者たちも「カッコよすぎるだろ!!」「なんちゅうゴール」「漫画じゃん」「大会ベストゴール」、「これはスーパーゴールやわw」「ブラジル人にしかできない、文句なし」と大絶賛する一撃となった。

 東京オリンピックでは5ゴールを奪って得点王に輝いたブラジルの若きエース。今大会でもその得点力に期待がかかる。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)