【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループH】ポルトガル3-2ガーナ(日本時間11月25日/スタジアム 974)
サッカーの試合において消えることは良くない、と思いきや、時には存在感を消すことが役に立つこともある。試合終盤までスコアが動き続けたポルトガル対ガーナで、ガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズが気配を消しながら相手GKに忍者さながらの奇襲攻撃を仕掛けると、C・ロナウドも驚きの表情を見せた。
2-3で迎えた後半のアディショナルタイム9分、ガーナ代表は勝ち点1をもぎ取るためにも喉から手が出るほどあと1点が欲しい場面だった。最後まで攻撃を仕掛けるガーナ代表だったが、ポルトガル代表GKコスタがガッチリとボールをキャッチした。
これで安堵かと思われたが、コスタは時間を稼ぐためにボールを1度手から離すと、後ろには忍び寄る影が。コスタがボールから手を離すと予想していたイニャキ・ウィリアムズが静かに距離を縮めており、ボールを離した瞬間にダッシュ。ボールを奪うことには成功したものの、ポルトガル代表DFルベン・ディアスが付き人さながらの防御でボールを奪い、何とか事なきを得た。
ABEMAで実況を務めた沖繁義アナウンサーは、「ヒヤッとしたところです。後ろから狙っていましたね。ロナウドのこの表情」とクリスティアーノ・ロナウドの表情にも注目。カメラにはロナウドが、口をあんぐりとさせた表情が映し出された。
このプレーに対しABEMA視聴者は「入ったら面白かったw」「後ろで狙ってて草」「もうめちゃくちゃだよ」と試合最後の見せ場に興奮を隠せない様子だった。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)