【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループG】ブラジル2-0セルビア(日本時間11月25日/ルサイル・スタジアム )
レアル・マドリードで活躍する世界屈指のドリブラー、ビニシウスがワールドカップの舞台で魅せた。巧みに相手の重心を操り、得意のドリブルを成功させた。対峙する相手DFを圧倒する規格外のスピードに、多くの視聴者は「速すぎるだろ」と度肝を抜かれたようだ。
話題のプレーは前半12分に起きた。先制点を狙うビニシウスは左サイドでボールを受けると、前を向いて相手DFとの1対1に持ち込んだ。カットインをちらつかせて相手DFに中を意識させると、次の瞬間縦方向に急加速して突破を図った。最終的にはDFの決死のスライディングでコーナーキックとなったが、このプレーにおける凄まじい加速力が視聴者の間で話題となった。
ABEMAで解説を務めた玉田圭司氏は「素晴らしい突破ですね。これをすることで何もなかったところからコーナーキックまで持っていけますから」とビニシウスのドリブルの重要性を解説した。
そして視聴者からは「速すぎるだろ」「スピード違反」とビニシウスのドリブルを絶賛するコメントが寄せられ、中には「三笘みたい」と日本代表FW三笘薫のドリブルと重ねる人もいた。
結果的にゴールには繋がらなかったが、ビニシウスのドリブルの破壊力を世界中に知らしめるワンシーンになったのではないだろうか。ブラジルはこの後に2得点を決めて試合に勝利しており、ビニシウスは両ゴールに関与している。ブラジルが勝ち進んでいく中で、ビニシウスのドリブルが試合を決めるゴールに直結することがあるかもしれない。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022