権田修一の妻で、ヨガインストラクターの裕美さんが、“ドーハの歓喜”を報告した。

 現地時間11月23日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ(E組)第1戦で、日本は強豪ドイツと対戦。33分にPKで先制を許すも、75分に堂安律、83分に浅野拓磨が鮮やかにネットを揺らし、2-1で劇的な逆転勝利を収めた。

 スコアラー2人の活躍もさることながら、とりわけ眩い輝きを放ったのが、GKの権田だ。自身のファウルで相手の先制点に繋がるPKを献上してしまったものの、その後は鬼神のごとく立ちはだかり、ビッグセーブを連発。幾度となく日本を救い、世界が驚く番狂わせを呼び込んだ。

 21日に息子との2ショットを添え、「主人のいるカタールの地へ行ってきます」と報告していた裕美さんは、白熱のドイツ戦後に再びSNSを更新。「ずっとずっと願い続けて来たけど、まさか本当にこの日が来るなんて思っていなかった…」と、溢れる思いを綴っている。
【画像】歴史的勝利を収めた直後にパシャリ!権田夫人と息子のスマイル溢れるショットをチェック
「独特な雰囲気と熱気の中、W杯の大舞台に立つ主人の姿を見て、ただただ尊敬の気持ちでいっぱいになりました。カタールW杯、初戦ドイツ戦勝利本当におめでとうございます!!ホッとしたところではありますが、まだ始まったところなので次のコスタリカ戦、スペイン戦もこの勢いで勝利を掴んで予選突破へ!」

 スタジアム内で息子とともに納まった1枚や、夫の先発が告げられた際の映像もアップされている臨場感たっぷりのこの投稿は、たちまち話題に。「ゆみさん!!!本当におめでとうございます!」「権ちゃんのプレーに何回叫んだか」「まさに“守護神”でしたね」「心の底から権田ファミリーに感謝です」といった興奮のコメントが続々寄せられた。

 W杯出場の重い扉を開くまで、あと一歩のところで涙をのんだ“ドーハの悲劇”から29年――。因縁の地カタールから、森保ジャパンの守護神が日本中、そして愛する家族に歓喜を届けた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部