フランス代表DFラファエル・ヴァランがデンマーク代表戦で復帰する可能性があるようだ。フランス『レキップ』が伝えている。

レ・ブルーのディフェンスリーダーを担うヴァランだが、先月中旬に所属するマンチェスター・ユナイテッドのリーグ戦で右ハムストリングを負傷。その際に人目もはばからず涙を流し、一時はカタール・ワールドカップ(W杯)欠場の可能性も報じられたが、最終的にメンバー入りを果たした。

その後、今月19日にトレーニング復帰を果たしたものの、オーストラリア代表とのグループリーグ初戦ではベンチ入りしたものの、出番はなかった。

その初戦ではDFダヨ・ウパメカノとDFイブラヒマ・コナテという若手センターバックコンビで臨み、チームは4-1の逆転勝利を収めた一方、ディフェンスラインはやや安定感を欠いていた。

そのため、26日に控えるグループ最大のライバル、デンマーク代表戦では29歳DFの復帰を期待する声も挙がる。

25日に行われた公式会見に出席したディディエ・デシャン監督は、そのヴァランの状態に言及。起用は明言しなかったものの、プレー可能な状態にあると語っている。

「彼の体調は良く、オーストラリア戦でも起用は可能だった。初戦でもフィットしていたし、2試合目に向けてもフィットしていないわけではない」

「彼には経験がある。最も重要なのは、彼が肉体的にも精神的にも準備ができていると感じているかどうかだ。個人的には彼がそうであると理解している」