前半38分、マッケニーがスローインのためにカメラマンのビブスで手を拭く

 アメリカ代表MFウェストン・マッケニーは、現地時間11月25日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦イングランド代表との試合で、ロングスローのためにカメラマンのビブスで手を拭くという珍行動に出た。

 両者0-0で迎えた前半38分、アメリカは右サイドでスローインを得るとマッケニーがボールを持った。しかし、マッケニーはボールを置くとそのまま後方の広告ボードの背後にいるカメラマンに歩み寄り、ビブスで手を拭いた。

 カメラマンは一瞬、驚きの表情を見せたのものの笑顔でリアクション。手の水分を拭ったマッケニーはロングスローを行ってチームの得点を狙った。ゴールにはつながらなかったものの、アイディアと創造性のあるプレーを発揮した瞬間だった。

 米スポーツ専門テレビ局「CBSスポーツ」のベン・ジェイコブズ記者は、自身のツイッターで「マッケニーはさりげなくフォトグラファーをタオル代わりに使う」とレポート。米メディア「The Sporting News」は「マッケニーはカメラマンのベストで手を乾かした」と伝えた。また、アイルランドのスポーツサイト「Balls.ie」は、「マッケニーは信じられないほど厚かましい」と、マッケニーの珍行動に触れていた。(FOOTBALL ZONE編集部)