●GK
FIFAワールドカップカタール2022が、11月20日に開幕を迎える。4年に1度の祭典に果たしてどのような選手たちが臨むのか。今回は、2大会連続6回目の出場となる代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。(成績は11月17日、年齢はW杯開幕時点のもの)
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モハメド・アル・ルバイエ(背番号1)
生年月日:1997年8月14日(25歳)
所属クラブ:アル・アハリ
22/23リーグ戦成績:不明
代表通算成績:7試合出場/5失点
外国籍GKに頼りがちな1部クラブで出場機会が減ることを危惧したのか、2部リーグに降格したアル・アハリに残留。サウジアラビア代表GK陣の中では、最もコンスタントにプレーしている(正確な出場記録は不明)。驚異的な反射神経で難しいシュートをいとも簡単に弾き出す。9月のアメリカ合衆国代表戦に出場して無失点に抑えたが、モハメド・アル・オワイスの牙城を崩しきれていない。
モハメド・アル・オワイス(背番号21)
生年月日:1991年10月10日(31歳)
所属クラブ:アル・ヒラル
22/23リーグ戦成績:0試合出場/0失点
代表通算成績:42試合出場/28失点
サウジアラビア代表では不動の地位を築くが、在籍2年目のアル・ヒラルでは35歳の元代表GKアブドゥラー・アル・マユーフからポジションを奪えておらず、実力に懐疑論も渦巻く。しかし、セービングやキャッチングは正確で、左足から繰り出すロングキックの精度も高いレベルで安定している。2大会連続出場となるワールドカップで真価を証明できるか。
ナワフ・アル・アクイーディ(背番号22)
生年月日:2000年5月10日(22歳)
所属クラブ:アル・ナスル
22/23リーグ戦成績:0試合出場/0失点
代表通算成績:0試合出場/0失点
アル・ナスルの下部組織育ちの有望株は、クラブでは出番に恵まれていない。ライバルとなるコロンビア代表のダビド・オスピナは高い壁で、今季のリーグ戦出場はゼロ。それでもワールドカップ出場メンバーに選出されたのは、将来性を評価されているからだ。今年6月にAFC U-23アジアカップでサウジアラビアを優勝に導いた俊才は、第3GKとして世界の舞台を経験する。
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