イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が振り返っている。
カタール・ワールドカップ(W杯)グループB第1戦のイラン代表を6-2で大勝したイングランド。25日に行われた第2戦のアメリカ代表戦にその勢いを持ち込みたいところだったが、0-0のドローに終わった。
勝てば突破が決まったアメリカ戦に初戦と同じイレブンをぶつけたが、勝ち点1止まり。サウスゲイト監督は試合後、「あれだけ快勝した後にまたあのレベルに持っていくのは非常に難しいもの」と語った。
「選手たちは少し落ち込んでいるようだったが、私はそうでもない。2人のセンターバックはボールを持ったときが素晴らしかったが、今夜はファイナルサードのところで少しピリッとしなかった」
「苛立ちなどない。今夜は自分たちの違う一面を見せる必要があったが、チームのメンタリティに関しては満足だ。目標は常にグループ突破。過去2大会では2試合達成したが、常とはいかない」
そんなイングランド代表指揮官だが、この試合後には観客席の一部からブーイングが…。フィル・フォーデンというとっておきのカードを使わずの采配にも疑問符がつくが、結果論に過ぎないと話した。
「(今日の)攻撃陣は火種となるものを見いだせなかった。フィルがスーパーな選手であるのはわかっているが、ゴールを決められなければ、『どうして使わなかった?』と問いただされる」