エクアドル代表FWエネル・バレンシアが、カタール・ワールドカップ(W杯)グループA最終戦のセネガル代表戦も出場すると口にした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

エクアドル代表は25日の第2戦でオランダ代表と対戦し、序盤に先制を許して苦しいスタートとなったが、その後は一方的に攻め込む展開に。後半の立ち上がりにバレンシアが同点弾を記録し、1-1のドローで強豪オランダと勝ち点1を分け合う形となった。

第1戦のカタール代表戦でも2得点のバレンシアはこれで大会3得点目を記録したが、後半途中に足を痛めて負傷交代しており、ベンチでは意気消沈した様子も。それでも、試合後のインタビューでは決勝トーナメント進出がかかる第3戦のセネガル代表戦にも出場意欲を示した。

「(カタール代表戦後に)ヒザをねん挫していることがわかったよ。少し気になってはいて、今日は痛みとともにプレーしたが、大事なのは強くあり続けることだ」

「次のセネガル戦でプレーできるか? コーチたちは僕に今日の試合でプレーすることを許可してくれた。次はもっと良くなることを願っているよ」

事実上の強行出場を明言したバレンシア。一方、オランダ代表との一戦に手応えを感じたのか、決勝トーナメント進出に自信を持っていると口にした。

「僕たちはとてもうまくプレーした。(ゴールのシーンは)そこにボールが入ってくることはわかっていたよ。グループの突破に自信がある。次の試合は決勝戦とも言えるね。しっかり準備するよ」