イングランド代表FWハリー・ケインはカタール・ワールドカップ(W杯)のグループB第3戦への出場が不透明のようだ。イギリス『サン』が伝えている。
初戦のイラン代表戦でゴールこそ挙げられなかったものの、2アシストの活躍で6-2の大勝に貢献したケイン。しかし、後半途中に右足首を痛めて途中交代しており、続く26日のアメリカ代表戦でフル出場も、チームを勝利に導く活躍は披露できず、0-0のドローに終わった。
第3戦のウェールズ代表戦は決勝トーナメント進出がかかる大事な一戦だが、初戦のケガを押して第2戦に臨んだエースの状態は気がかりに。試合後にスパイクを脱いだ際には、腫れ上がった右足首をテーピングでグルグル巻きにしてゆっくりと歩く様子が確認されている。
イングランド代表が入るグループBは全4チームが2試合を消化し、1位が勝ち点4のイングランド、2位が勝ち点3のイラン、3位が勝ち点2のアメリカ、4位が勝ち点1のウェールズという順位に。
イングランド代表は30日のウェールズ代表戦で引き分け以上なら決勝トーナメント進出が決まる状況だが、大差で敗れれば敗退の可能性も。ガレス・サウスゲイト監督の判断にも注目が集まっている。