前半23分、コースが変わったボールにミッチェル・デュークが反応

 J2のファジアーノ岡山でプレーするオーストラリア代表FWミッチェル・デュークが、11月26日のカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦のチュニジア代表戦で見事な先制ゴールを決めた。

 オーストラリアは前半23分、左サイドに展開して攻め込むと、そこからゴール前にアーリークロス。目の前の相手DFに当たってコースとタイミングが変わる難しいボールに対し、走り込んだデュークが上手く頭で合わせた。ファーサイドに流し込むようなシュートが決まり、貴重な先制点になった。

 デュークは2015年から19年まで清水エスパルスでプレーし、一度は母国に戻ったものの昨季から岡山でプレーしている。初戦のフランス代表戦でも際どいミドルを放っていた。

 Jリーグで腕を磨いたストライカーが、W杯の大舞台で輝きを見せている。(FOOTBALL ZONE編集部)