カタール・ワールドカップのグループステージE組の第１節でドイツに２－１で逆転勝ちした日本。現地時間11月27日に行なわれるコスタリカ戦と他会場の結果次第で、２大会連続の決勝トーナメント進出が決まる可能性がある。

　W杯のグループステージでは、４チームのうち上位２チームが決勝トーナメントに進める。また、順位は勝点、得失点差、総得点、直接対決の結果などの順で決定する。

　現在E組は、コスタリカとの初戦を７－０で下したスペインが１位（勝点３、得失点差＋７）。以下、日本（同３、同＋１）、ドイツ（同０、同－１）、コスタリカ（同０、同－７）と続いている。
 
　森保ジャパンが次戦で２位以内を確定するには、コスタリカ戦での勝利が絶対条件だ。そのうえで、スペインがドイツに“引き分け以上”だと、勝点で日本が６、スペインが６か４、ドイツが１か０、コスタリカが０となる。そうなると、グループステージの最終戦でドイツとコスタリカが勝っても日本の勝点には届かず、森保ジャパンの２位以内が確定する。

　一方、日本が次戦で勝点を６に伸ばしても、ドイツがスペインに勝つと、ドイツにも最終戦で勝点が６に達する可能性が残るため、森保ジャパンの２位以内は確定しない。そのため、日本の“自力確定”はない。

　E組第２節は、日本時間27日19時キックオフ予定の日本対コスタリカ戦はもちろん、同28日４時キックオフ予定のスペイン対ドイツ戦にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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