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【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループC】ポーランド2-0サウジアラビア(日本時間11月26日/エデュケーションシティ スタジアム)
FIFA ワールドカップ カタール 2022グループC第2節のポーランドvsサウジアラビアが行われ、ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ/スペイン)のワールドカップ初ゴールなどでポーランドが2-0で勝利した。
グループC初戦でメキシコと引き分けたポーランドと、優勝候補のアルゼンチンに逆転で勝利したサウジアラビアが対戦した。試合はハイプレスを仕掛けながら、素早い攻守の切り替えを見せるサウジアラビアが主導権を握った。
すると13分には右サイドの崩しからボックス内のモハメド・カンノ(アルヒラル/サウジアラビア)がミドルシュートを狙う。しかしここはボイチェフ・シュチェスニー(ユベントス/イタリア)の好セーブに阻まれた。
ポーランドも26分にはセットプレーからチャンスを作り出したが、クリスティアン・ビエリク(バーミンガム/イングランド)のヘディングシュートは、ブロックに入ったサレー・アルシェフリ(アルヒラル/サウジアラビア)にクリアされる。
その後はお互い球際に激しく、イエローカードが乱れ飛ぶ荒れた展開に。迎えた39分、ついに試合が動いた。ポーランドがGKからのロングフィードを起点に攻め込むと、最後はボックス内のレバンドフスキが折り返したボールをピオトル・ジエリンスキ(ナポリ/イタリア)が蹴り込んだ。
前半終了間際には、ポーランドのクリスティアン・ビエリク(バーミンガム/イングランド)がアルシェフリを倒した場面でVARが発動し、サウジアラビアにPKが与えられる。しかしここはポーランドの守護神シュチェスニーが好セーブを見せてピンチを凌ぎ、ポーランドが1点リードのまま試合を折り返した。
すると後半はサウジアラビアがボールを保持し、ポーランドがブロックを作って跳ね返していく展開に。かなり押し込んで試合を進めていくサウジアラビアだったが、最前線にレバンドフスキを残し9人全員が高い守備意識を持って守るポーランドを崩せない。
すると82分にはあの男がついにゴールを決める。レバンドフスキが、サウジアラビアの最終ラインのミスをついてボールを奪う。GKとの一対一を冷静に制して、左足で流し込んだ。レバンドフスキにとってはW杯5試合目で初の得点。現代最高のストライカーが大舞台でようやく結果を残した。
その後は7分のアディショナルタイムを戦い終え終了のホイッスル。ポーランドがレバンドフスキのワールドカップ初ゴールなどでサウジアラビアを撃破した。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)