カタールワールドカップでドイツとスペイン相手に歴史的勝利を挙げるなど奮闘を見せた日本代表。
ここでは、『SoccerBible』による「日本史上最高ユニフォームBEST10」を見てみよう(ホーム限定)。
10位:2008
普段よりも明るいトーンの青に鮮やかで斬新なイエローのピンストライプが映える一着。
襟と袖口のイエローがアクセントになっている。実験的だが、それがいい。
9位:2017
このデザインがオマージュでなけれは、間違いなくもっと上位にランクインしていた。
袖の炎は90年代のデザインをそのまま踏襲。脇腹に配置されたスリーストライプや襟元の赤いディティールが小奇麗な印象を与えている。
8位:1999
同年に行われた女子W杯で最も注目されたこのユニフォームは、現在まで続くadidasの最初の一着。襟とブロックカラーが秀でたこの世代を象徴している。
7位:2018
ホームユニフォームは伝統に縛られがちだが、2018年の一着は自由な発想と創造性がいかにアイコニックな仕上がりになるのかを示す完璧な例になった。
濃紺にドット柄のピンストライプを施し、唯一無二なスタイルに仕上げている。
6位:2016
こちらも伝統から離れ、新たな領域に踏み出した一着。
よりダークなベースカラーを選択しつつ、中央の赤いラインから発せられる明るめの青のストライプが水平に広がっている。
今回取り上げる他のユニフォームとは対照的ではあるが、この多様性こそが日本が強烈な歴代ユニフォームを誇る理由のひとつだ。
5位:1992、1994
当時の日本代表ユニフォームは入り組んだ時代にあった。これはその縮図だ。
90年代を彷彿とさせる一着だが、“自社生産”だったため、adidas、asics、Pumaと異なるブランドロゴが入っており、1992年、1994年、1995年に使用された(当時はadidas、Puma、asicsの3社が持ち回りでサプライヤーを担当)。
我々は4度目の復活に期待している!
4位:2006
一見してすぐに2006年のものだと分かるだろう(adidasのTeamgeist時代)。
adidasはサイドのグラフィックとブルートーンの組み合わせが全体的な美に完璧にフィットしたデザインで日本をしっかりと表現した。
3位:2022
日本が今大会でどこまで勝ち進むかで、もっと高い順位になりえる(元記事はクロアチア戦前の段階)。
とはいえ、美しい青のトーン、折り紙からインスパイアされた昇華的パターンのおかげで、トップ3を獲得している。
2008年にちなみ黄色の背番号と名前を採用した人物は誰なのか。脱帽だ。
2位:2020
東京五輪で日本が着用した一着はカモフラ柄のようなマルチカラーが特徴的で、展示されているなかで一際目立つものだった。
BAPEとF.C. Real Bristol(ファッションブランドsoph.の架空クラブ)のコラボのようで、たまらない。
1位:1998
完璧なユニフォームなど存在するのか。
もし、それが存在するなら、この一着はそれに近いものだ。
襟、ダボダボ感、炎…その全てがあり、90年代のユニフォームデザインの完璧な例といえる。
デザインが似ている1996年のものでもよかったが、後者を選んだ(98年とは袖の炎とパイピングが若干異なる)。
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「日本はカタールでの戦いぶりだけでなく、そのユンフォームでも世界の注目を集めている。とはいえ、長年に渡る素晴らしい日本ユニフォームの最新作に過ぎない。日本がピッチ上でこれほどまでイケてるのは何も珍しいことではない。世界のベストドレッサーに常にランクインしてきたのだ。我々はそのからベスト10を選ぶという難しいタスクに挑戦した」と日本の歴代ユニフォームを非常に高く評価している。