元日本代表の名波浩氏と田中マルクス闘莉王氏が、11月26日にテレビ朝日系で中継されたカタール・ワールドカップのポーランド対サウジアラビア(2-0)に解説として出演。試合後に27日に開催される日本対コスタリカ戦の展望を行なった。

 コスタリカ戦のスタメンについて、名波氏は4-2-3-1でGKが権田修一、DFが右から長友佑都、板倉滉、吉田麻也、伊藤洋輝、ダブルボランチに遠藤航と守田英正、2列目が右から伊東純也、鎌田大地、三笘薫、CFに前田大然と予想した

 ドイツ戦を怪我の影響で欠場した守田が入ると、「奪った後の質がもう一個レベルが上がる。コスタリカは点を取りにどんどん出てくるので、奪った後の質がものすごく大事なゲームになる。そこで守田と三笘の“元川崎ライン”で推進力を持って行こうと」と意図を説明した。
 
 すると、闘莉王氏が「勝たないといけない。ちょっとかたい」と“反論”。そのうえで、予想スタメンは名波氏と同様に4-2-3-1にして、GKが権田、DFは相馬勇紀、板倉滉、吉田麻也、長友佑都、ダブルボランチには守田と遠藤、2列目は伊東、鎌田、三笘、CFに浅野拓磨をチョイスした。

 アタッカーの相馬を右SBで起用する理由は「上がる」「攻めてほしい」。浅野についてはドイツ戦の得点を根拠とした。これに対し、名波氏はCFについて得点力や守備力を根拠に「前田がジョーカーになれるか」として、ドイツ戦と同じく前田の先発、浅野の途中投入を提言。また、三笘のスタメン起用が一致して「嬉しい」と喜んだ。

 また、予想スコアでは名波氏、闘莉王氏とも1-0で日本の勝利で一致。注目選手には名波氏が遠藤、闘莉王氏は三笘を挙げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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