日本代表の相馬勇紀が26日、FIFAワールドカップカタール2022のグループE第2戦コスタリカ戦に向けたメディア対応を行った。

 日本は23日のドイツ戦で、世界を驚かせる逆転勝利。27日のコスタリカ戦に勝利すれば、グループステージ突破に大きく近づく試合となる。そんな重要な一戦を前に相馬は、「コンディション的にも良くて、良い準備が出来ているのでワクワクしています」と現在の心境を語った。

 また、コスタリカ戦で気を付けるべきポイントとして、25日の「ウェールズvsイラン」を引き合いに出しながら以下のようにコメントしている。

「イランが昨日(25日)ウェールズとやって、初戦2-6で大敗しててもあのように勝って、次の試合に全てをかけてくるというのが、シチュエーションが少し似てると思うので。、コスタリカは何としても勝ち点3を取りにくると思うので、まずメンタル面でそういう敵にも、こっちが有利に働いて点を取るというのと、カウンターだったり一発を向こうは狙ってると思うので、そこに注意しながら、逆にこっちがカウンターなどで点取れたらいいなと思います」

 加えて、自身のストロングポイントであるドリブルも効果的になると考えているようだ。

「スペインとの試合を観ていて、しっかり真ん中を固めてくるチームなので、サイドのところで1vs1で剥がすところは得点を取る上で大切になってくると思うので。そこの仕掛けはどんどん行って、相手が嫌がるぐらいいきたいなと思います」

 そして、ドイツ戦での劇的な展開を受け、自分もヒーローになりたいという想いはあるか問われると、以下のように返した。

「(気持ちは)もう高まってます。仲間が素晴らしい試合をして、僕はベンチから声であの試合は支えることしか出来なかったですけど、大会前からどの立場になってもチームのために動こうと思っていたので。次コスタリカ戦で出場することがあったら、ピッチで示したいと思っていますし、ここで色々言っちゃうと(笑)・・・その場面、場面でやりたいなと思います」

 コスタリカとの重要な一戦は27日19時キックオフ。勝利し、2大会連続のグループステージ突破に前進したいところだ。