【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループD】チュニジア0-1オーストラリア(日本時間11月26日/アルジャノブ スタジアム)

 国の威信をかけたワールドカップは命懸けの戦いでもある。むしろ、激しいぶつかり合いが起きない方がおかしいのかもしれない。チュニジア対オーストラリアでは、オーストラリア代表選手が繰り出したプロレス技のようなプレーにスタジアムは騒然。視聴者からも「大丈夫?」など心配の声があがった。

【映像】スパイクの裏面が選手の顔面を直撃

 オーストラリアが1-0とリードして迎えた38分、FWグッドウィンとハイボールを競り合ったDFドレーガーがピッチに倒れた。試合はそのまま続行となったが、ドレーガーがなかなか立ち上がれなかったため、主審はボールがタッチラインを割ったタイミングでプレーを止めた。

 実際の中継では何が起きたのかよくわからなかったが、リプレイを見るとローリングソバットのような格好で飛び込んだグッドウィンのスパイクがドレーガーの顔面に直撃していたことが発覚した…。

 スパイクの裏側には尖った素材が使われており、当たり所が悪ければ大怪我にも繋がる。このプレーには、ABEMA視聴者からも「うぁ、これは痛い」「切れてない?」「目大丈夫だったか?」と心配する声が多く寄せられた。

 仰向けになって痛そうな表情を見せていたドレーガーだが、結局アイシングなどの処置をした後にピッチへと復帰。しかし、後半開始と同時に途中交代となった。大事に至らないことを祈るばかりだ。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)