現地時間11月26日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ(C組)第2戦が行なわれ、初戦のサウジアラビア戦(1-2)でまさかの敗戦を喫したアルゼンチンがメキシコと対戦。2-0の勝利を収め、決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。
試合後、メッシは中継局のインタビューに登場。足首を痛めながらプレーしていたことを明かしながらも、「僕らはやるべきことをやった。それが重要だ」と仲間たちの健闘を称えていた。
また、ロッカールームに引き上げた後は、まるで“パーティー”のようだったという。同代表に帯同しているジャーナリストのベロニカ・ブルナティさんが自身のTwitterを通じて、選手やスタッフが狂喜乱舞している様子を投稿。大きな反響を集めている。
【動画】ロッカールームで狂喜乱舞! アルゼンチン代表メンバーが大はしゃぎする姿をチェック
約1分間の動画では、エミリアーノ・マルティネスがテーブルの上で跳ねながら踊り、メッシは控えめながら片隅で腕を動かし、さながら指揮者のようにうなずいている。フィールドでプレーしていたニコラス・オタメンディら以外にも、ベンチ入りしていたパウロ・ディバラもタオルを振り回し、ベンチの上で跳ねている様子がうかがえる。
英紙『Daily Mail』は「アルゼンチンのスターたちは、他の国々が滞在している豪華なリゾートホテルとはくらべものにはならないほど、リーズナブルな大学の宿泊施設に滞在している。彼らは中東の文化である牛肉のバーベキューや南米の文化をシェアするために、学生寮に入ることを選択した。この日、彼らは試合終了のホイッスルが鳴った1時間後もまだ歌い踊っていた」と伝えた。
この動画に、ファンからは「今日は許される」「プレッシャーを感じていたんだろう。本当に良かった」「メッシの最後のW杯をここで終わらせないでくれ」「なんだか涙が出てきた」「ディエゴ(・マラドーナ)、ありがとう。君の後輩たちはまだやれる」「レオは本当にはしゃぐのが下手だな笑」といった声が寄せられている。
この勝利で決勝トーナメント進出の可能性を残したアルゼンチンは、GS最終節でロベルト・レバンドフスキを擁するポーランドと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部