11月27日、カタール・ワールドカップ（W杯）グループステージ（E組）第２試合で、日本代表とコスタリカ代表が対戦した。

　初戦でドイツを撃破した森保ジャパンは、スペイン相手に０－７で大敗を喫し、黒星発進となったコスタリカ相手に押し気味に進めるも、１点が遠い。状況の打開を目ざし、後半には４日前のドイツ戦で決勝点を叩き込んだ浅野拓磨や三笘薫、伊東純也と次々に攻撃的なカードを切る。

　しかし、その後も世界的守護神ケイラー・ナバスからゴールを奪えず、時間だけが経過していくなか、81分にケイセル・フレールにワンチャンスをモノにされ、痛恨の失点。そのまま０－１でタイムアップを迎えた。
 
　試合後、浅野は「１試合を通して、全員がイメージを共有しながら、全員で身体を張って守りながら、戦えてはいたと思う。だけどやっぱり最後のゴール前のところで決めきれないと、一発でこうやってやられることもある。相手はその一発で勝点３を取ったと思うし、僕たちは逆に１点取れなかったことによって、勝点を失った」と悔しさを滲ませた。

　次のスペイン戦ではよりチャンスが少なくなることが予想されるが、決勝トーナメント進出のためには、同じ轍を踏むわけにはいかない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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