日本代表のDF長友佑都が、コスタリカ代表戦を振り返った。

27日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第2戦でコスタリカと対戦した日本。初戦のドイツ戦の勝利を生かし、ここでグループステージ突破に大きく近づく勝利を目指した。

前半から日本が主導権を握り攻め込んでいくものの、なかなか上手く攻撃の形が作れない。対するコスタリカもほとんどチャンスを作れず、こう着状態のまま試合は進む。

日本は前半途中からシステムを変え、後半からはメンバーを入れ替えて試合を動かしにいくが、立ち上がりのチャンスを生かせず。さらに、三笘薫、伊東純也とサイドアタッカーを入れるも、なかなか仕掛けさせることができず、ボールが2人に届かない。

それでも何度か良い形を作っていたが、コスタリカがワンチャンスを生かしゴール。吉田麻也のアバウトな繋ぐボールを拾われて失点した。

その後は日本が猛攻。ボックス内でのシュートチャンスも作ったが、1点を死守するコスタリカの牙城を崩せずに0-1で痛恨の敗戦。ドイツ戦勝利のアドバンテージを失うこととなってしまった。

2試合連続での先発となった長友は前半のみでピッチを去ることに。チームは敗れたが「悔しい結果になってしまいましたけど、まだ終わったわけではなく、次の試合も残っているので、みんなで次に切り替えてやるぞと声が飛んでいました」と、すでに切り替えていると語った。

ドイツ戦の勝利で得たアドバンテージを無くしたが、最後のスペイン戦に向けて重要なことについては「負けてしまったんですけど、ネガティブになってもしょうがないので、しっかりとポジティブに前向きに考えて次の活力にしたいと思います」とコメント。敗戦を受け入れながらも、落ち込むのではなく、次の試合へのパワーにすべきだと語った。

日本は現在暫定ながらグループ2位。第3戦は12月1日にスペイン代表と戦う。