日本代表MF伊東純也が、27日に行われたFIFAワールドカップカタール2022のグループE第2節・コスタリカ代表戦を振り返った。

 日本はコスタリカ相手に主導権を握りながら、終盤にワンチャンスをものにされて0-1で敗戦。この試合に67分から途中出場した伊東は、「自分が入ったらサイドのところで仕掛けようと思ってました。最初はシャドウでゴールに近い位置だったので、うまく抜け出してゴールを狙いたいと思ってました」と出場時の狙いを明かした。

 ピッチの外からは「最後の攻撃のところが上手くいっていないと感じていた」と語り、「前線のメンバーがほとんど変わって、コンビネーションの部分で難しかったのかなというのは見てて思いました」との見解も示した。実際にピッチに入ってからは、「やりづらさはなかった」と主張。しかし、先手を奪われてからは、攻撃も手詰まり気味に。伊東も「相手に(点を)取られてからは、本当に難しかった」と述べ、スペースのない状況を打開するのは簡単ではなかった。

 敗戦という結果を受け、最終節のスペイン代表戦では向けては「ボール持たれる時間が長くなると思いますけど、うまく引きすぎずプレッシャーもかけて、自分はゴールのところでチームの助けになれれば」とコメント。勝ち点が必要な決戦での活躍を誓った。