11月28日、元日本代表FWの城彰二氏が自身のYouTubeチャンネルで、日本代表のコスタリカ戦について見解を述べた。

 27日に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)グループステージの第2戦で、日本代表はコスタリカ代表と対戦。0-1で敗れた。

 2-1で歴史的勝利を挙げたドイツ戦からスタメン5人を入れ替えて臨んだ森保ジャパンは、ボールを支配するものの、前半はなかなかチャンスを作れない。三笘薫、浅野拓磨、伊東純也らを投入した後半はようやく攻撃が活性化するも崩しきれず。

 81分に吉田麻也のパスミスを突かれてケイセル・フレールにゴールを許し、まさかの敗戦となった。

「これはショックだね。ドイツ戦でいい試合をして勝って、絶対勝てると思っていた」
 
 そう切り出した城氏は「コスタリカは攻撃できない。とにかく守り切るっていったなかで、攻撃で崩せなかった」と続け、5人を入れ替えたプランについて、苦言を呈した。

「たらればになっちゃうけど、日本はまだターンオーバーするレベルではない。コスタリカもあれだけ守りに徹するって感じだから、だったらもっとしっかりしたドイツ戦のメンバー入れて、前半で必ず点を取りに行くようにしないと、ああなっちゃう」

 さらに「みなさんもそうだと思うけど、あのコスタリカに負けちゃうんだって、がっかりした」と話し、敗戦を受け入れられない様子だった。

 日本代表はグループステージ突破を懸けた最終節で、スペインと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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