マテウスがドイツの現状について言及 スペイン戦は「今大会の名勝負の1つになる」
ドイツ代表はカタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦で日本代表に1-2で逆転負けを喫するまさかの船出となり、早くも窮地に立たされた。W杯歴代最多出場記録を保持する同国のレジェンド、ローター・マテウス氏がスペインメディアのインタビューでドイツ代表の現状について語った。
日本に敗れたドイツは現地時間27日に行われる第2戦でスペイン代表と激突。ここを落とせばグループリーグ敗退が決まる可能性があり、4年前にロシアW杯で味わった屈辱の再来となる。
絶対に負けられない一戦を前に、ドイツ代表としてW杯25試合出場という大会最多記録を保持するマテウス氏がスペイン紙「マルカ」のインタビューに応じた。
同氏はスペイン戦について「今大会の名勝負の1つになる」と予想したうえで、初戦で日本に敗れたドイツチームについて次のように語った。
「4年前のロシア大会では失敗したが、このカタール大会では初戦の日本戦で起きたことはともかく、違う展開になる可能性は十分にある。(監督のハンジ・)フリックは選手と信頼関係を築いているし、私も彼のことをよく知っていて、信じている。ロシア大会とは違う一面を見せる必要がある。第1戦で起きてしまったことは仕方がない。繰り返されないことを願っている。あの敗戦のあとでチームの雰囲気は理想的ではないだろうけどね」
マテウス氏は日本戦のショッキングな敗戦から気持ちを切り替え、第2戦から巻き返してくれると信じているようだ。コスタリカ代表を相手に7-0と圧勝するなどクオリティーの高さを示したスペインを相手に意地を見せることができるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)