日本代表がコスタリカに負け、スペインとドイツが引き分けたため、カタール・ワールドカップのグループステージE組は大混戦となった。

 スペインが勝点4、日本とコスタリカが勝点3、ドイツが勝点1となり、最終節では日本とスペイン、ドイツとコスタリカが相まみえる。

 最下位のドイツとしては、スペインが日本に勝ってくれれば、自力でグループステージ突破の道が開ける。

 そのため、スペイン紙『MARCA』によれば、ドイツ代表DFのアントニオ・リュディガーはスペイン戦後、レアル・マドリーの同僚である相手DFダニエル・カルバハルに「日本を倒さないといけない」と言葉を掛けたという。

 リュディガーといえば、日本戦で浅野拓磨の突破を阻んだシーンで奇妙な“腿上げステップ”をし、本田圭佑に「バカにしている」と指弾されて話題となった選手だ。

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 これを受けたカルバハルは「我々が勝ちに行くことに誰も疑いを持っていないと思う。それは僕たちが1位通過するのを保証するものだからね」とコメントしている。

 また、スペイン代表アタッカーのダニ・オルモも、RBライプツィヒのチームメイトであるルーカス・クロスターマンやダビド・ラウムから同様の懇願をされたことを明かしている。

 森保ジャパンが本気のスペインに挑む運命の最終節は、現地12月1日にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部