日本人サポーターの“ゴミ拾い”は、世界のフットボールファンに影響を与えている。

 国際サッカー連盟の公式Twitterは、現地時間11月27日にフランス代表の公式ツイートを引用して公開。「良い例が再び生まれた! フランス代表のファンは、スタジアムを去る前にゴミ拾いをしました」と綴り、サポーターたちが楽しそうにゴミを片付ける姿を称えている。

 もちろん、このきっかけとなったのは日本人サポーターの行動だ。カタール・ワールドカップ(W杯)の開幕戦で、ホスト国でも開幕戦でも“何の関係もない”日本人ファンがスタジアムに居残り、ゴミを片付ける姿が驚きをもって報じられた。
【画像】フランス代表“レ・ブルー”のサポーターも! 楽しそうにゴミ拾いする姿をチェック
 その後、サウジアラビアやモロッコのサポーターたちもゴミ拾いする姿が見られ、今回はフランスのサポーターも参戦。この行動に、そのフランスのファンからも驚きの声が上がっている。

「僕らは日本人じゃないから、大げさに報じられることはないだろう。でも良いことだ」
「これを見習って、ロッカーとバスルームもきれいに使うようにしてほしい」
「日本人に感謝。お手本を示してくれなかったら、同じような行動をすることはなかった」
「こういうことを偽善者扱いする声は間違ってる。実行した人がえらいんだ」
「もし僕ら一人ひとりがゴミを放置しなければ、我々の街はもっときれいに保たれているはず。良い心掛けだと思う」
「そもそもゴミを地面に投げなければ片づける必要はないのに」
「日本人が昔からやっていたことを真似ただけ。でも、大いなる一歩だ」

 FIFAは「追随するのはどこの国だろう?」と問いかけており、今後もこの運動は広がって行きそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部