イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが、過去の呪縛からの解放を願っているようだ。イギリス『サン』が伝えている。

カタールW杯に参戦中のラッシュフォードは、初戦のイラン代表戦で途中出場直後のファーストプレーからゴールを挙げ、6-2の大勝に貢献。続く第2戦のアメリカ代表戦でも途中出場したが、今度はゴールを挙げられず。チームも0-0のドローに終わった。

そんなラッシュフォード、昨年のEURO決勝戦ではPK戦での自身の失敗も響き、イングランドは準優勝という結果に。アメリカ代表戦後のインタビューでこの件を掘り返されると、今大会でチームがPKを獲得すれば、是非とも自身が蹴りたいと語っている。

「ペナルティキックの機会があるなら、絶対に逃したくない。フォワードとしてゴールを決めるチャンスだが、それだけでなく、僕個人にとってそれが重要な瞬間になるのは明白だ。この大会を楽しむと同時に、その瞬間を待ちわびているよ」

また、右足首に不安を抱えるFWハリー・ケインにも言及。第3戦のウェールズ代表戦ではラッシュフォードがスタメン起用されるとも伝えられるが、絶対的エースの状態は万全と口にしている。

「ハリーの状態は問題ないよ。彼も今大会を楽しんでいるし、とってもハッピーそうだ。彼はここまではノーゴールだけど、今のプレーを続ければすぐにネットを揺らすはずさ」

イングランド代表は31日のウェールズ代表戦で引き分け以上なら決勝トーナメント進出が決まる。