トッテナムが、イングランド代表FWハリー・ケイン(29)との話し合いの場を設けるつもりのようだ。

ケインは現在、イングランド代表としてカタールW杯に参戦中で、グループステージ2試合を終えて自身のゴールこそないものの、初戦のイラン代表戦では2アシストで勝利に貢献。31日のウェールズ代表戦で引き分け以上なら決勝トーナメント進出が決まる状況だ。

所属するトッテナムとの契約は2024年6月までだが、過去に何度もメガクラブ行きが噂され、マンチェスター・シティやユナイテッド、バイエルン・ミュンヘンなどから触手が。イギリス『Football Insider』によると、稀代の点取り屋に対し、現在はレアル・マドリーが関心を強めているという。

これを受け、トッテナムの幹部らはW杯からの帰国に合わせ、選手側とのミーティングを調整。アントニオ・コンテ監督の要望はもちろんのこと、幹部らとしても現役引退までクラブでプレーを続けてもらいたい考えだ。

一方、以前にはチェルシーのレジェンド、ジョン・テリー氏が「ケインはトロフィー獲得の野望を隠しておらず、スパーズではそれが不可能だと理解している」と発言。ケインは来年で30歳を迎えるが、その去就に注目が途切れることはしばらくはなさそうだ。