攻め込まないコスタリカにワンチャンスを決められ0-1の敗戦
日本代表は11月27日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦のコスタリカ代表戦に臨み、0-1で敗れた。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は決定機を作れなかった森保ジャパンに苦言を呈している。
闘莉王氏のYouTube「闘莉王TV」の最新回テーマはコスタリカ戦。初戦でスペイン代表相手に0-7の惨敗を喫していた。ドイツ相手に勝ち点3を手にした状況で、コスタリカを倒せば、グループ突破の可能性は高まったが、森保一監督はスタメンを大きく入れ替えた。
「最初から一番状態のいいメンバー、一番能力の高いメンバーを出すべき。途中から(毎回試合の)流れを変えられると思ったら大きな間違い」と闘莉王氏は、森保監督のターンオーバーに疑問符を付けている。
「最初から三笘を出しておけばどうだったのか?」とサイドで打開力を示し続けるアタッカーの起用法についても注目。「3バックにすることで、三笘の位置がものすごく低くなる。一番勝負してほしいところまでいけない」と話したうえで、「前回(ドイツ戦)はまぐれだったのか。たまたまだったのか。なんと言ったらいいのか僕には分からない。今回は采配が裏目に出た。最初から勝負のできる、必ず差をつけられる選手を選ぶべき」と力説。代表愛ゆえに言葉の端々に悔しさがにじみ出る最新回になっている。(FOOTBALL ZONE編集部)