11月20日に開幕したFIFAワールドカップカタール2022は第2節までの全試合を消化した。強豪国が敗れる試合が続出する今大会で、期待を裏切るパフォーマンスに終わる選手も数多くいる。今回は、第2節全16試合をチェックし、思うようなパフォーマンスを見せられなかった選手をワーストイレブンという形で選出する。

GK マシャアル・アイサ・バルシャム(カタール代表)

生年月日:1998年2月14日(24歳)
大会通算成績:1試合3失点
チーム成績:勝ち点0(2敗)

 第1節のエクアドル戦で守護神のサイード・アル・シーブが不調だったことを受け、第2節のセネガル代表戦で先発に抜擢された。バルシャムは俊敏性が高く、守備範囲の広さを売りにしている。その触れ込み通り序盤は広い守備範囲を活かしたアグレッシブな守備を見せていた。

 しかし、徐々にハイボール処理や足元の不安定さが目につくようになり、セービングの際にかなり危ういプレーを見せるシーンも。最終的にカタールは3失点しており、バルシャムは直接的なミスこそないものの、チームを救うセービングは見せられなかった。この試合でカタール代表は敗退が決まってしまったため、第3節で出場できれば次回のための経験にしたい。

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