弟のフェリックス氏と第2戦を振り返る
森保一監督率いる日本代表は、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ第2節・コスタリカ代表戦を0-1で落とした。次のスペイン代表での勝利が必要になったなか、元ドイツ代表MFトニ・クロースが弟のフェリックス・クロース氏とポッドキャスト「Einfach mal Luppen」内で第2戦を振り返り、「日本対コスタリカの試合は大きな贈り物だった」と発言している。ドイツ放送局「SPORT1」が報じた。
日本はドイツ相手にグループリーグ初戦で2-1の大金星。逆にドイツはまさかの敗戦で雲行きが怪しくなった。しかし、続くスペイン戦との強豪対決では1-1と引き分け何とか勝ち点1を獲得。日本がコスタリカに0-1と敗れたこともあり、第3戦へ望みをつないだ。
そんななか、同代表で10年以上活躍してきたクロースが弟のフェリックスとポッドキャスト上で第2戦を回顧。「コスタリカの勝利は、ドイツチームにとって大きな助けとなった」とドイツ対スペインに先立って行われた試合に言及した。
また、クロースはスペイン戦のドローの結果を「日本戦よりも多くのことがうまくいったのは、やはり選手交代のおかげ」と総評。「レロイ・サネ、ニクラス・フュルクルクの良い後押しがあった」と自国の2人の選手、監督の起用を称えた。
弟のフェリックスは、「調子のいい日は、ほとんどのどの相手にも勝てるんだ」と自国の持つ底力を信じており、兄のクロースと2人で「この勢いと熱気を次の試合につなげれば、多くのことが可能になる」と迎えるコスタリカ戦への期待を語っていた。(FOOTBALL ZONE編集部)