【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループG】カメルーン3-3セルビア(日本時間11月28日/アルジャノブ スタジアム)

 アフリカ人選手の圧倒的なフィジカルに驚かされる一幕だった。ヘディングでボールをクリアしようとする相手選手を腕だけで制する圧倒的な身体能力を発揮。相手を子供のように扱うプレーに注目が集まった。

【映像】鄭大世が驚愕した身体能力「胸トラップ」

 話題のプレーは試合開始直後の4分に見られた。GKエパシが前線に蹴ったロングボールをシュポ・モティングが相手の前に身体を入れて、胸でボールをコントロール。難易度の高いプレーで見事にボールを収めた。

 これにはABEMAで解説を務めた鄭大世氏も「ゴールキックをシュポ・モティング選手が胸トラップしてすごいですね。身長があるので、相手はヘディングで競り合おうとしているのにその前で胸でトラップする。脅威の身体能力ですね。あれ一本で流れが変わります」とコメント。このFW視点ならではの解説を聞いたABEMA視聴者からは「日本とは体が違うな」と身体能力の高さに驚愕するコメントが相次いだ。

 この試合を前にカメルーン代表はGKオナナが代表から追放されていた。その理由はバルセロナとアヤックス育ちのオナナはショートパスで繋ぎたいが、ソング監督はもっとロングキックを蹴ってほしいという意見の対立によって生じたものだった。このシュポ・モティングのポストプレーを見ると、ソング監督の意見には納得せざるを得ないだろう。(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)