カタールＷ杯に参戦中の日本代表が現地時間11月29日、ドーハ市内の練習場でトレーニングを実施した。
 
　全体練習に参加したのは登録メンバー26人のうち24人。11月23日のドイツ戦で右ふとももを痛めて別メニュー調整が続いていた冨安健洋も、この日は久々に全体トレーニングに参加した。
 
　一方、ドイツ戦で左太ももを怪我した酒井宏樹、11月27日のコスタリカ戦で右膝を痛めた遠藤航は、前日に続いて別メニュー調整。ジムで身体を動かすにとどまった。
 
　決勝トーナメント進出を懸けたスペイン戦は12月１日。冒頭15分のみのメディア公開だったものの、この日のトレーニング参加状況を見る限り、酒井と遠藤は欠場が有力で、冨安は出場に一抹の望みがあるといった印象だ。
 
　いずれにしてもスペイン戦は、チーム力が試される総力戦となりそうだ。
 
取材・文●白鳥大知（サッカーダイジェスト特派）

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