ブラジル代表FWロドリゴが、大先輩ロナウドから怪物パワーを授かった。

 現地時間11月28日、カタール・ワールドカップのグループステージ(G組)第2戦で、日韓大会以来の優勝を目ざすFIFAランキング1位のブラジルはスイスと対戦。カゼミーロのゴラッソで1-0の勝利を収め、最終戦を前に決勝トーナメント進出を決めた。

 この一戦で途中出場から、絶妙なワンタッチパスで決勝点をアシストしたロドリゴは、試合後にちょっとした対談を実施。その相手こそが、二度のバロンドール受賞歴を誇り、日韓大会では得点王に輝く活躍で、ブラジルを優勝に導いたレジェンドだったのだ。
 
 新旧セレソン戦士の2ショットトークはSNS上で拡散され、世界中で話題となるなか、特に注目を集めているのが、ロドリゴが去り際に行なった行為だ。21歳の新星は、数々のゴールを生み出した元祖怪物の足を触ると、その手で自分の足をスリスリ。まるで身体に沁み込ませるようにし、無邪気な笑みを浮かべたのである。

 あまりに微笑ましい光景にサッカーファンは「最高すぎる」「これでロドリゴのフェノーメノ化完了」「Legend & next legend」と大興奮。ただ、懸念の声が少なくないのも事実だ。

 周知の通り、ロナウドの輝かしいキャリアは怪我と隣り合わせだっただけに、「ロドリゴ、それは駄目だ」「怪我をうつさないでくれ」「誰か教えてあげたほうがいい」といった指摘も相次いだ。

 レアル・マドリーの先輩でもあるロナウドのように、怪物級の選手になってほしいが、怪我の多さだけは似ないでくれ――ファンはそう願っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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