元日本代表DFの内田篤人氏は11月29日、テレビ朝日の「報道ステーション」に出演。現地12月1日に森保ジャパンが対戦するスペイン代表で、「警戒すべき選手」について語った。
技術が高く、パス回しのスピードと正確さに定評があるスペイン戦のポイントについて、内田氏はこう評した。
「(ボールを)取るのは、なかなか難しい。ドイツも前から行って、なかなか取れなかった。後ろはある程度、数的同数、マンツーマン気味で守るのは仕方ない。チャレンジしながらボールを奪うのが大切」
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そして、なかでも注意が必要な選手としてバルセロナのMFペドリをセレクト。「先日20歳になったばかりなんですけど、スペインの攻撃をデザインする素晴らしい選手。彼からスペインのいい攻撃、組み立ては始まる」と紹介し、対策についてはこう主張した。
「彼をどう抑えるか。ボランチ中心に、ディフェンスラインと(連係して)組織的にコンパクトに守るのが大事」
日本は抜群のキープ力と攻撃センスを持つこのペドリを抑え込めるか。試合の小さくないポイントとなりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部