現地時間11月28日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ(G組)第2戦で、ブラジルはスイスに1-0で勝利。2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

 初戦のセルビア戦で右足首を負傷し、この試合を欠場していたネイマールは、スタンドにもその姿は見えなかった。その理由について、英紙『Mirror』によると、セレソンのエースは発熱を起こしてホテルの部屋で休んでいたようだ。

  ヴィニシウス・ジュニオールが試合後のインタビューで語っている。
 

「ネイマールは熱を出してホテルで休んでいた。僕たちは彼が病気と怪我から早く回復することを願っているよ」と明かした。
 


  まさに「泣きっ面に蜂」のネイマールだが、スイス戦の試合後に自身のツイッターを更新。そこで「カゼミーロは長い間、世界最高のMFだ」と、決勝点を挙げた同胞を絶賛して喜びを爆発させるなど、発熱の状態はそこまで深刻ではなさそうだ。

  やはり気がかりなのは足首の状態。残り1試合のグループリーグは欠場が濃厚で、さらに復帰時期も不透明だ。ネイマールは自国開催だった14年W杯でも、準々決勝のコロンビア戦で重傷を負い、その後の戦線復帰も叶わず、チームも優勝を逃した。

  その14年大会同様、優勝候補筆頭との呼び声が高い今大会のセレソン。決勝トーナメント以降、ネイマールのプレーは見られるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部