レアル・マドリードに所属する元ドイツ代表MFトニ・クロースが、FIFAワールドカップカタール2022に臨んでいるドイツ代表について語った。29日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 2014年のブラジル大会ではワールドカップ優勝を経験するなど、長年ドイツ代表で活躍し、2021年7月に同代表を引退しているクロースは、自身のポッドキャストでカタールW杯を戦う現ドイツ代表に言及。「初戦はバグかと思ったよ」と日本代表に1-2で敗れたことに驚きを示しつつ、「でもドイツ代表には素晴らしい選手がたくさんいるし、もっと上手くプレーできる」と同チームへの期待を明かした。

 続けて、27日に行われたスペイン代表(1-1のドロー)との試合については、「スペインのプレッシャーから解放されることはなかった。マヌ (マヌエル・ノイアー) がこれほど多くのロングボールを蹴るのは見たことがない。決勝トーナメントで成功するには、ボールを保持してもっと多くのことができるようになる必要がある。その面は間違いなく改善しなければならない」と改善点を語った。