レアル・マドリーの元ドイツ代表トニ・クロースが、カタール・ワールドカップ(W杯)を戦う母国代表チームについて語った。現地時間11月29日にスペイン紙『AS』が伝えている。

 長年ドイツ代表で活躍したクロースは、2014年のブラジルW杯で優勝を経験。2021年に同代表からの引退を発表した。

 記事によると、そんなクロースはドイツがカタールW杯のグループステージでまさかの黒星を喫した日本戦(1-2)について「初戦は間違いなくバグだった」と述べた。
 
 さらに熱戦を演じた第2戦のスペイン戦(1-1)については、「スペイン相手でも良いサッカーができるとは思っていた。しかし、スペインのプレッシャーから解放されたことはなかった。マヌ(ノイアー)があれほど多くロングボールを使うのも見たことがない。

 ワールドカップで本当に成功するためには、もっとボールを保持して、たくさんのことができるようにならなければならないし、間違いなく改善する必要がある」と指摘した。

 第3戦のコスタリカ戦では、勝利が必要なドイツ。クロースも「僕らには素晴らしい選手たちがいるし、もっと良いサッカーができると誰よりも知っている」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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