高い存在感を発揮した
FIFAワールドカップ・カタール大会のグループG第2節でブラジルはスイスと対戦。セルビアに勝利して連勝を飾りたいブラジルは、カゼミーロの得点を守り切り、1-0で連勝して決勝トーナメント進出を決めた。
この試合で高い強度を誇った左サイドバックがアレックス・サンドロである。この試合でも先発出場して4バックに入ったサンドロは、スイスの攻撃陣を完封。対峙するファビアン・リーダーやブレール・エンボロらアタッカーたちを次々に抑えて仕事をさせず。無失点で逃げ切った要因として彼の活躍も挙げられるだろう。
またその高いパフォーマンスは数字にも表れており、デュエル勝利数では「10」を記録。デュエル数11回のうち敗れたのは1回のみで、残りはすべて勝利するという強度の高さを見せつけている。
さらにタックル数も「7」と好成績を残した。今季もユヴェントスで主力として戦う男はブラジルの左サイドを支えており、持ち味を遺憾なく発揮して蓋をした。最終戦でブラジルはカメルーンと対戦する。この試合でもサンドロの強さが見られるか注目だ(データは『SofaScore』より)。