日本代表FW浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)が30日のトレーニング終了後、メディア対応を実施した。
FIFAワールドカップカタール2022・グループE最終節のスペイン代表戦を翌日に控え、“大一番”前最後の練習を終えた日本代表。浅野は戦い方の部分に言及。「間違いなく相手が持つ時間が長いかなと思いますし、そこは想定内。ネガティブにならずに耐えて、相手にボールを持たれたとしても、その時間が長かったとしても、それを“やらせている”という感覚で良いのかなと思う。そこをしっかりイメージして共有できれば、焦れることなく、フラストレーションも溜まることなく戦えるかなと思います」と話した。
初陣のドイツ代表戦も多くの時間帯で主導権を握られながら、最終的には2-1で逆転勝利を飾った。浅野はこの試合を引き合いに出しながら、「当時も試合前から僕たちはやれる自信があった。ドイツ戦が成功体験としてある分、より自信を持ってプレーできることに間違いはない」とコメント。そのドイツ代表戦で決勝ゴールを叩き込み、日本を勝利に導いた浅野は、大会前から“大一番”で結果を残す印象が強い。自身のメンタル面について問われると、「僕自身はあまり考えたことないですけど」と前置きしながら、次のように語っている。
「やはりその1試合に対しての集中力や気持ちというのは、大きい試合になればなるほど自分自身高まってくるのかなとは思っています。今までの試合を振り返っても自分はそういうタイプなので。ヒーローになれる舞台が整っている方が自分としては存分にプレーできるというか、全てをぶつけられる性格なのかなと思います」
日本代表のグループステージ突破がかかった“運命の”スペイン代表戦は、日本時間で12月1日の28:00(12月2日の4:00)にキックオフ。試合はフジテレビ系列およびABEMAで生放送される。