アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシが、ラウンド16進出についてコメントした。アルゼンチン『TyC Sports』が伝えた。

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11月30日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループC最終節でアルゼンチンはポーランドと対戦した。

アルゼンチンは負ければ敗退の可能性もある状況。初戦でサウジアラビア代表に敗れたことが重くのしかかっていた。

ポーランドは引き分けでも突破が可能という状況だったが、試合は46分にアレクシス・マク・アリスターのゴールでアルゼンチンが先制。68分にはフリアン・アルバレスが追加点を奪い、0-2でアルゼンチンが勝利した。

試合後、メッシが『TyC Sports』のインタビューに応じ、自身のPK失敗でチームが団結したとコメントした。

「PKを失敗したことで、よりチームは強固になった。チームは僕たちが勝つと信じていたので、先制することだけだった。ゴールを決めたら、あとは自分たちの思い通りの試合展開になるはずだった」

また、若手2人が結果を残してチームを勝利に導いたことに言及。誰もが最善の準備をしているとした。

「僕たちは最初から言っていた。誰が出ていても、自分が何をしなければいけないのかを理解し、常に万全の準備をすると。それがこのグループの強さであり、団結力であり、自分の出番がくればそれに応えるということだ」

そのメッシは初戦のサウジアラビア戦で打ちのめされたものの、しっかりと自信を持つことが大事だとした。

「自信、そして僕たちの試合を再び信頼すること。最初の試合では苦戦してしまった。この調子で行けることを願うよ」

「僕たちが最初から言っていたことと同じだ。僕たちは敗戦からスタートし、悪いスタートを切ったことで誰もが落ち込んで、心配していた」

「でも、気楽に行こうとしたし、グループステージは続いていくといった。今日見せたようなプレーを、これからも見せていけると良いね」

無事にラウンド16に進んだアルゼンチン。次の相手はオーストラリア代表に決定した。

メッシは、勝てばオーストラリアになることが分かっていたとし、決して過小評価はしてはいけないと意気込みを語った。

「結果は分かっていたけど、それ以上に、いつも通り試合に向けて準備しなければいけなかった。とても厳しい状況になると思っている。また1歩前進できたね」

「誰でも勝てるということが明確になった。そして、僕たちは身をもって経験している」

「とても互角なW杯だ。簡単なチームなどはない。どんなに組織化されたチームでも、難しくなっている。結局、自分たち次第だと思ったよ」