【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループD】チュニジア1-0フランス(日本時間12月1日/エデュケーションシティ スタジアム)

 ボックス内でチュニジア代表FWハズリが倒されたが、主審はプレーを流した。その後、プレーが切れると選手、監督は「PKだ」と猛抗議。さらには、カメラに向かってジェスチャーでVARを要求したのは、サポーターだった。

【映像】監督、選手、サポーター揃って「なんで!?」

 チュニジア代表は右サイドを突破して中央にクロスボールを供給するも、一度はフランス代表にパスをカットされてしまう。それでもFWハズリは諦めることなくボールをキープしようとしたが、MFチュアメニのタックルに防がれた。この場面で足がかかったのではないかとチュニジアの選手、監督が抗議するも、判定が覆ることはなかった。

 これにはスタンドのサポーターも反応。国際映像に映し出されたチュニジアサポーターは、カメラ目線で2回、モニターを作るジェスチャーでVARの介入を要求していたのだ。

 チュニジア代表は前回王者フランス代表に対して臆することなく戦い、見事に勝ち点3を獲得した。惜しくも他会場の結果によりグループステージ突破はならなかったが、どの試合でも素晴らしい雰囲気を作り出したチュニジアサポーターに賛辞の声を送りたい。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)