クロアチアはベルギーとスコアレスドローでF組2位でフィニッシュ
カタール・ワールドカップ(W杯)は現地時間12月1日にグループリーグ最終戦を実施。グループFではモロッコ代表が1位、クロアチア代表が2位で通過を決めた。
バヒド・ハリルホジッチ元日本代表監督が率いてアフリカ予選を突破したモロッコは、本大会までに監督交代という事態になったものの、前回ロシアW杯で準優勝のクロアチアと引き分け、前回3位でFIFAランキング2位のベルギーに勝利する快進撃。最終戦も敗退が決まっていたカナダ代表に勝利し、堂々の首位通過となった。
クロアチアとベルギーは最終戦で“潰し合い”の構図になり、0-0の引き分けによりクロアチアが2位通過した。
このグループFの突破チームは、この後に最終戦を迎える日本代表の入るグループEの突破チームと決勝トーナメント1回戦を行う。日本は最終戦でスペインと対戦するが、1位通過も2位通過も可能性を残す。そのため、1位通過すればクロアチア、2位通過すればモロッコと対戦することになった。
スペイン代表のルイス・エンリケ監督の試合前日記者会見で「2位通過」に関する質問があったが、指揮官は勝利を目指すと明言。日本はどちらかのチームとベスト8を懸けて戦う権利を得るために決戦に臨むことになる。(FOOTBALL ZONE編集部)