伊東純也がチャンスを迎えるなど前線のプレスは機能

 森保一監督率いる日本代表は現地時間12月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)第3戦でスペイン代表と対戦。「ABEMA」でカタール・ワールドカップ(W杯)プロジェクトのGM(ゼネラルマネージャー)を担当するMF本田圭佑は、スペインが「結構やらかすと思います」と持論を展開している。

 初戦でドイツ代表に2-1と逆転勝利を収めた日本だが、先発5人を入れ替えた第2戦ではコスタリカ代表に0-1で敗れてしまう。この結果、グループリーグ最終戦となる第3戦を2位で迎えたが、スペイン戦に敗れるとグループリーグ敗退、勝利すれば決勝トーナメント進出、引き分けの場合は同時刻にキックオフされるドイツとコスタリカの試合の結果次第となる。

 日本は最前線にFW前田大然を配置し、5バック気味に固めながらも高い位置からの守備意識を高く持って臨んだ。一方のスペインは、前節ドイツ戦からディフェンスラインの3人を変更。3試合連続先発のDFロドリを残し、DFセサル・アスピリクエタ、DFパウ・トーレス、DFアレハンドロ・バルデを起用している。

 日本としては前線からのプレスをかわされることが懸念されていたが、本田はこのメンバー変更によって「結構やらかすと思います」と指摘。「守備陣に新しい選手が3人でしょ? そんなにスムーズに回せると思えないんですよね」とチャンスがあることを予見していた。

 前半8分には実際に前線の守備からボールを奪い、伊東純也が惜しいシュートを放った。同11分にはFWアルバロ・モラタに先制点を許したが、焦れずに戦えばチャンスも訪れそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)