【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループE】日本2-1スペイン(日本時間12月2日/ハリファ インターナショナル スタジアム)
世界最高の右サイドバックでさえも、日本代表MF三笘薫のドリブルを止めることはできなかった。狙い通りのインターセプトから一気にトップスピードに乗ると、一瞬で相手のマークを外した。躍動する三笘に視聴者たちが「速すぎワロタ」と騒然となる一幕があった。
そのシーンは日本代表が1点リードで迎えた70分。ロドリの縦パスを読んでいた三笘は、フェラン・トーレスの前でボールをカットした。ボールが大きく蹴り出されたことで、スペイン代表DFカルバハルは、前方に出てボールを奪い返そうと試みる。しかし三笘のほうが速いとみるや、すぐにストップして三笘のドリブルに備えたディフェンスにシフト。その対応力はさすが世界最高の右サイドバックだ。
しかし、三笘が大きくボールを蹴り出してスピード勝負を挑むと、最初の一歩目で勝負はついた。体一つ前に出た三笘は、余裕を持ってゴール前の状況を確認。走り込む浅野拓磨へグラウンダーのクロスを入れた。
浅野のシュートは枠を捉えきれなかったが、三笘の突破力が産んだ得点機。ABEMAの視聴者も「世界の三笘」「三笘上手い」「三笘速すぎワロタ」「三笘うますぎ」と三笘を称賛するコメントを残した。
試合はそのまま日本代表が2-1で勝利。スペイン、ドイツといった強豪国に勝利した日本代表がグループ首位でノックアウトステージ進出を決めた。(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)
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