ドイツ代表のGKマヌエル・ノイアー(バイエルン)が、FIFAワールドカップカタール2022・グループステージ敗退の失意を口にした。12月1日、ドイツ紙『Kicker』が伝えている。

 前回王者として臨んだ2018年のロシアW杯で、まさかのグループステージ敗退の憂き目に遭ったドイツ代表。4年前の雪辱に燃える同国代表だったが、初戦の日本戦を1-2で落とすと、第2節スペイン戦も1-1で引き分け。勝ち点1の最下位で迎えた最終節ではコスタリカ代表に4-2で勝利したものの、前を行く2カ国には届かず、2大会連続でグループステージ敗退となっている。

 ドイツ代表が決勝トーナメントに進出するには、最終節での勝利が絶対条件で、その上でもうひと試合の結果次第だった。一時は2位に浮上したものの、最終順位は3位となり、グループステージ敗退が決定。失意に沈むノイアーは「コスタリカ戦は2点差での勝利が目標だったし、宿題は4-2で済ませた。さすがに、スペインの結果は予想外だ」と吐露。そして「日本戦で失敗した。はっきりとそう言わなければならない」と強調している。

 ドイツ代表として通算100試合以上に出場し、2014年のブラジルW杯優勝の立役者でもあるノイアー。来年3月には37歳の誕生日を迎える同選手はドイツ代表での未来について「もし招集され続け、良いパフォーマンスができれば、続けるつもりだよ」と代表引退は考えていないようだ。