【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループF】カナダ1-2モロッコ(日本時間12月2日/アルトゥママ スタジアム)

 モロッコの36年ぶり決勝トーナメント進出を手繰り寄せたのは、FWエンネシリの圧巻のゴールだった。DFハキミのロングパスも秀逸で、リプレイ映像では右サイドから大きな弧を描く軌道が映し出され、ファンも「このゴールカッコ良すぎ」と大興奮だった。

【映像】かっこよすぎるエンネシリのスーパーゴール

 22分、ゆっくりと後方でボールを回していたモロッコ代表だったが、右サイドバックのハキミにボールが渡ると一気に攻撃のギアを上げ、エンネシリが裏へ抜け出した。ハキミは正確なタッチダウンパスを送ると、エンネシリは柔らかいボールタッチで見事にコントロールして、ニアをぶち抜く圧巻のフィニッシュでゴールネットを揺らした。

 25分に映し出された中継映像のリプレイでは、上空からのアングルを見ることができるが、大きくカーブするたった1本のパスでカナダのDFラインを切り裂いている様子がはっきりと確認できる。まさにワールドクラスのプレーだった。

 このゴールには視聴者も大興奮。「やべぇゴール」「モロッコつえええ」と躍進を見せるモロッコの強さに驚愕の様子だった。それだけでなく「カメラアングルナイス」とエンネシリのゴールを引き立てた映像・演出にも賞賛が送っている。

 このゴールが決勝弾となったモロッコは、強豪クロアチアとベルギーを上回る首位でグループステージを通過。2018年の前回大会ではグループステージ3戦未勝利に終わり早々に敗退していたが、見事、4年越しのリベンジを果たした。

(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)