カタール・ワールドカップ(W杯)のグループGを首位突破したブラジル代表だが、また新たな不安要素だ。
初戦から連勝で早々に突破を決めたブラジル。2日に行われたカメルーン代表との最終戦では第2戦の先発からMFフレッジとDFエデル・ミリトン以外を大幅変更して臨み、0-1の黒星を喫した。
後半アディショナルタイムの失点で全勝とならず、同じく勝ち点6のスイス代表を得失点差でわずかに上回っての首位通過となったが、新たな負傷者が出ての決勝トーナメント進出となっている。
最終戦で左サイドバックを務めたテレスだが、後半早々にゴール前での競り合い時に右ヒザを痛め、ユニフォームで顔を覆いながらピッチを後に。代わってDFマルキーニョスが出場した。
ブラジル『globo.com』によると、テレスは3日にMRI検査を受ける見込み。64分にピッチを退いたFWガブリエウ・ジェズスも同じく右ヒザの問題があるようで、検査を受けるという。
優勝候補のブラジルだが、最終戦までにエースのFWネイマール、DFダニーロ、DFアレックス・サンドロが揃ってケガ。とりわけ、サイドバックに故障者が相次ぎ、苦しい台所事情に陥っている。