日本とベスト16で激突するクロアチア代表DFの名前も

 カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ全日程が終了し、ベスト16に進出した32チームが出揃った。シンガポール紙「ザ・ストレーツ・タイムズ」はここまでのベストイレブンを選出。3試合で2得点を決めた日本代表MF堂安律も名を連ねた。

 日本は初戦でドイツ代表、第3戦でスペイン代表から白星を挙げた。いずれも1点ビハインドの展開から後半に2得点を奪って逆転。その2試合で同点ゴールを記録したのが堂安だ。ドイツ戦ではGKマヌエル・ノイアーが弾いたこぼれ球を押し込み、スペイン戦ではペナルティーエリアの外からGKウナイ・シモンが弾き切れないほどの強烈なシュートでネットを揺らした。

 同紙は堂安を右サイドのMFとして選出。「アジア人フットボーラーで世界チャンピオンの2チームからゴールを決めた選手はそう多くはないだろう」「堂安はどちらの試合もサブからインパクトを残し、冷静さと決定的なフィニッシュを見せた」とその働きを絶賛した。

 そのほかには、グループリーグで2本のペナルティーキック(PK)セーブを披露したポーランド代表FWヴォイチェフ・シュチェスニーや日本とベスト16で激突するクロアチア代表で最終ラインを支えるDFヨシュコ・グバルディオル、ここまで3得点で得点ランキングトップタイを走るフランス代表FWキリアン・ムバッペらが選出されている。

「ザ・ストレーツ・タイムズ」が選んだグループリーグのベストイレブンは以下の通り。

GK ヴォイチェフ・シュチェスニー(ポーランド)

DF ハリー・ソウター(オーストラリア)
DF ロマン・サイス(モロッコ)
DF ヨシュコ・グバルディオル(クロアチア)

RM 堂安律(日本)
MF カゼミーロ(ブラジル)
MF ユヌス・ムサ(アメリカ)
LM ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル)

FW マーカス・ラッシュフォード(イングランド)
FW コーディ・ガクポ(オランダ)
FW キリアン・ムバッペ(フランス)(FOOTBALL ZONE編集部)