決勝トーナメント1回戦、アメリカ代表戦の前半に先制ゴール
カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦、オランダ代表とアメリカ代表のゲームが現地時間12月3日に行われ、先制ゴールを決めたのはオランダのFWメンフィス・デパイだった。
デパイは負傷を抱えながら大会に入り、オランダのルイス・ファンハール監督が段階的にプレータイムを伸ばしながら起用。そして、このアメリカ戦では前半10分にDFデンゼル・ダンフリースから中央に入ったボールを右足でGKの届かないコースに流し込んだ。
これでデパイはオランダ代表通算43ゴールとなり、クラース・ヤン・フンテラールと並んでいたところから1点抜け出して単独2位に浮上。歴代1位の記録は50ゴールのロビン・ファンペルシーが保持している。
ランキング上位を見れば4位にはパトリック・クライファートの40ゴール、5位タイにはデニス・ベルカンプとアリエン・ロッベンが37ゴールなど名手の名前が多数。28歳のデパイはこのW杯中にどこまでファンペルシーに近づくことができるか。それもオランダ躍進のカギになりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)